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建築基準法に置き去りにされた伝統構法戦後の建築ラッシュの混乱期に、劣悪な建物をはびこらせないためにつくられた建築基準法は、新築の建物に注目していたため、既存の木造軸組住宅であった伝統構法は特に位置づけられることがありませんでした。法律的に宙ぶらりんな状態が半世紀も続き、地震や偽装問題のたびに建築基準法が厳格化に向かう中で、日本の文化のにずっといきづいてきた伝統構法が違法建築扱いになりかねないという、おかしな事態になっています。 環境・文化面から伝統構法見直しの動きところがここ10数年、伝統構法が見直されています。住宅を数多く供給するニーズも一息つき、量より質を求める人も増えて来たこと。資源枯渇、ゴミ問題、環境汚染、シックハウスなど、経済成長が同時にもたらした災厄から、環境的な視点も重要視されるようになったこと。大地震のたびに多くの古い家がつぶれてもいる一方で、きちんと耐えている古い家もあること。古いものを大事にすることが見直されていること。国産材を使うことが日本の山を守ると気づく人が増えて来たこと。など。さまざまな要因がからんでおり、伝統構法再評価の動きがでてきたのは、必然的なことでした。 法律化の一歩手前まで来ている。基準法制定時には扱うのがむずかしい対象であった、木という自然素材や職人の手の技術による伝統構法の建物をの研究も進み、伝統構法を経験則としてだけでなく、現代工法の建物との比較の上での客観的な解析・評価もようやく可能になってきています。 国としても、文化的・環境的な意味からも伝統構法を建築基準法に今後位置づけていこうという方向性をもっており、そのための実験や研究が急速に進められているところです。 きちんとつなげるために、現場の声を届けよう!木の家ネットとしては、そうした動きが伝統的な知恵を活かした木の家づくりを未来につなげることになるよう(地域性や多様性をせばめるというかえって不幸な結果にならないよう)行政や研究機関に現場からの声を届けるための働きかけをしています。 このコーナーでは、そうした動きを、これまでの建築関係の法律や政策と伝統構法とのの関係、実験などについてもひもときながら、継続的にお伝えしていきます。(2008年2月1日)
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【なんのために、どのようなアクションを?】【建築関係の法律の動き】
【木の家ネットと国交省との交渉準備と交渉】
【実験など】【木の家ネットと研究者との接点】 |
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