一級建築士事務所 (有) バジャン

和田 洋子

一級建築士事務所

倉敷の古い長屋を改造した設計事務所です。構造は伝統構法の木組みで力強く、空間構成は現代生活にマッチした、風が通り、木が香る、竹小舞土壁が優しく包む気持の良い家を設計します。

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〒 710-0821 岡山県倉敷市川西町15-15
tel : 086-451-8285086-451-8285
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ギャラリー


  • おばあちゃんs’cafe

    農家の玄関脇に設けた普段使いの応接コーナーです。左側の窓は留守でも開けたままにできるよう無双窓にしました。無双窓から入る風が家の中に流れるよう、右の引分け格子には硝子を入れていません。春夏は暖かい日差しと涼しい風を入れ、秋冬は風を塞ぎつつ日差しは取り入れられるよう、半透明の嵌め殺し窓を建て込みます。おばあちゃんがとても気に入って下さって、お友達やご近所の方々とおしゃべりを楽しんでいるそうです。床は錆石、ベンチの座板は一枚物の地松、框と側板は地栂です。楢のテーブルは私が設計し、棟梁が製作しました。ベンチもテーブルも無垢材なので、使うほどに良い味が出るのを楽しみにしています。


  • 箕島の家

    木組みと土壁漆喰で作った石場建ての住宅です。柱は檜、梁は地松と檜です。接合部は金物を使わない伝統的な仕口です。60坪余の比較的大きな家ですが、家の中を風が抜けるように、南北には開口を多く取りました。南側中央の玄関を挟んで右が居間と濡縁、左が座敷と広縁です。どちらも縁を通して外と緩く繋がっています。夏の直射日光を遮るため軒を深くし、冬には暖かい日差しが入るよう濡縁にトップライトを設けました。居間と座敷の開口部は戸を引き込んで全開でき、夏は網戸で過ごせます。内障子が日差しを柔らかくし、断熱の役目も果たしてくれます。


  • 伊部の備前焼蔵

    備前焼作家の作品収蔵庫です。柱は檜、梁は地松、収蔵棚は杉、壁は土壁漆喰仕上げです。小屋組みは腕相撲をするように両側から捻って組みました。荒壁の大直しをした時に、建て主である作家さんから「土と藁が美しいのでこのままでも良いなぁ」と土の芸術家らしい感想をいただきましたが、構造耐力上必要なので中塗りを施しています。また、竣工時には「ここに住みたいなぁ」と嬉しい感想をいただき、大工、左官はじめ関係者一同と喜びました。


  • 備中高松の家

    可愛い三姉妹と若い夫婦の家です。柱は檜、梁は地松、壁は土壁漆喰仕上げです。二階の子ども部屋を出た所に小さな吹き抜けを設け、大好きなお母さんが一階で家事をしていてもおしゃべりができるようにしました。子どもが足をかけて手摺から転落することがないよう、手摺を高く、貫板の間を狭くしましたが、お母さんの顔を見たいばかりに腕の力だけでよじのぼっているのは計算外でした。余り建具を設けず、家の中をぐるぐる廻れるような作りにしたので、近所の子どもたちも加わって、家中を走り回っているそうです。


  • 石場建て足固め

    石場建ての足固め仕口です。大工が丁寧に刻んでくれた仕口でも、軸を組み終えれば外からは見えなくなります。それが残念で、建て方の最中に写真を撮りました。柱も足固めも檜です。右上のホゾは車知栓締め、左下のホゾは込栓締めです。


  • 地松丸太梁釿斫り

    小屋の地松丸太梁の削りです。大工が釿で斫ってくれました。屋根が架かる前なので陰影が良く出ていますが、竣工すると照明器具で照らされて少し陰影が薄くなってしまいます。わかり辛いのですが、小屋束も矢型に名栗がかかっています。百年後が楽しみな仕上げです。