13 都市計画

担当:松井郁夫(松井郁夫建築設計事務所)

用途地域の見直しなどで、美しい町並みの実現を

今回のアンケートの中で、最も回答の少なかった項目です。しかし、建物を建てることによって創り出される景観に都市計画的な視点は欠かせません。今回の回答からは、美しい街並みの実現や用途地域の実質的な見直しを望む声が聞こえてきました。以下アンケートの回答から、大切な項目とキーワードを抜粋しました。

1. 美しい街並みづくりのためには景観のコントロールが必要

①「美の基準」づくりが必要

・そのためには美しいものづくりをする「教育」が必要。

&#9313素材の選択が大切

・素材の質感や触感が大切。本物かどうかが問われる。

&#9314地域の特性を把握する。

・地域の診断書となる「カルテ」をつくり、まちづくりや建物づくりに役立てる。

2. 用途地域の実質的な見直しが必要

①「実情に合わない地域を実地調査して見直す。

・「市街化調整区域に、作業小屋を建てられるようにして欲しい。」という意見は、木の家ネットの会員らしい要望でした。

まちづくりの視点は、これからの建築基準法の改定や、建築基本法の制定に向けて重要な位置を占めると思われます。まちづくりを視野に入れた建物づくりが、ますます必要とされてきます。

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