100年の木は100年持つといわれていますが、それは100年持たせる使い方をすることが前提になります。1本1本性質の異なる木の特徴を読み、クセを生かして組み上げていくことで実現できることです。大工棟梁の刻んだ木が組みあがっていくのを見ているとそれが実感できるはずです。そして、木の家を建てることは、都市に森を再生することです。山での体験がこのときに実感できます。力強い木に守られてこそ自然の懐に抱かれた安心感が得られるでしょう。

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