木樂蔵のおまつりを運営する坂田さんと奥さんとツーショット!
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木楽蔵:工務店で木の自然乾燥

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地域の家づくりって、 こんななんだな。

価値観を共有するところからはじまる家づくり

日経新聞に紹介された記事。

誘われて訪れた木樂蔵のイベントで木の良さを実感したことがきっかけで坂田工務店に家づくりを依頼する人も多い。「お施主さんは、ほとんど口コミでやってきます」

この場所で勉強会を行うこともある。

「木の個性を尊重し、強く美しい木組みを構成するには技術がいります」 「きちんと育てられた木を使い、施工する技術を継承していきます」 桟積みにした材木に、いろいろな紙が貼ってある。家づくりを考える人の心に、それがメッセージとして残る。すでに家を建てた人は、その意味をかみしめる。施主OBが木樂蔵のイベントのスタッフになっているケースもある。

簡潔にまとめられている住まいづくりの理念。

「今はスピード優先の時代ですが、時間をかけてきちんとものをつくることに価値をおいてもらえれば、と思っています。しかもそれが、地域社会や自然環境に貢献することにつながるという喜びをつかんで欲しい」 つくり手と施主とが思いが、そこでクロスする。

地域産業としての家づくり

左から坂田さん、こんど家を建てる施主家族、設計士さん。後ろに積んであるのは、木樂蔵にストックされているその家一軒分の材。

「地域経済は、内発的発展こそが望ましいのです」 地元の自然素材を使い、土地の人々が力を発揮するものづくり。それは地域の技術の伝統の場でもあり、雇用の機会でもある。家づくりはそうした可能性をもはらんでいる。

Sクラブの奥さんたちによる炊き出し。メニューは具だくさんのそうめん!

坂田工務店にはSクラブという協力会社の会がある。一業種一社。「ものづくりは、競争原理ではなく信頼関係で結びつくものだと思っています。数カ所から見積もりをとって、安い業者に依頼するのが常識になっていますが、それでいいものができるとは思えません」 イベントも、Sクラブのメンバーの協力なしにはできない。みんなのおまつりなのだ。

ハウスメーカーが取り仕切って、海の向こうから運んだ材料を、地元は組み立てるだけ、の家づくり。地元の山の木を、風土に合った技術を発揮してつくる家づくり。同じ家づくりでもプロセスがちがう。そのちがいが、住む人の心持ちに影響しないはずはない。

坂田工務店 滋賀県大津市の工務店。詳しくは自己紹介ページ

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左/建前の記念写真をお施主さん家族と職人さんとで。
右/「ほんとうの家づくりを教えてくれたのはぼくのオヤジです」と坂田さんが言うお父さんは、根っからの大工職人。