左/ひとときネット事務局の三和総合設計・岩波さん右/棟上げができたところで記念写真
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木楽蔵:工務店で木の自然乾燥

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こうやって家を組んでいくんだ!

「わくわく!木の遊園地」にひとときネットが出展

土台だけの状態。

ところかわって、ここは木樂蔵があるのと同じ大津市の中心部。駅前の商業複合施設では「わくわく!木の遊園地」というイベントが行われていた。木の乗り物、メリーゴーランド、釣り堀、台所…北海道の木の玩具作家・伊藤英二さんの木のおもちゃが、フロアいっぱいに置かれ、こどもたちが自由に触ったり、乗ったり、思い思いに楽しんでいた。

柱を同じ番付を売ってある土台の孔に差し込む。

この木の遊園地に来る親子を対象に、木樂蔵の坂田さんもメンバーである「ひとときネット」が出展していたので、寄ってみた。

こどもたちの手で家の骨組が組みあがった!

柱がどんどん建っていく! 森のよう。

コーナー中央には六畳二間の家の、二分の一の木組み模型がある。「こども建前にお集まりください」という放送で、こどもたちが集合。まずは、目の前にある木の家をこどもたちの手で解体。屋根垂木から順に、下から持ち上げるようにして部材をはずしていくと、土台だけが残った。

桁の継ぎ手部分を、掛け矢でおさめていく。

こんどは逆の手順で家を組む。「地面においてある木に孔があいてて、横に “いの一” とか “ろの三” とか書いてあるやろ。番付っていうんや。さっきばらした木の中に、おんなじ番付の木、あるから、もってきて」その番付が一方向から見えるようにして、孔に差し込む。柱が林立する。

梁桁の頭がつながった!

「こんどは、柱と柱のてっぺんを、横につなぐよ」 柱の上部に書かれた番付をもとに、部材を探す。脚立に上がった子に、部材が手渡される。番付同士が合っていることを確かめ、掛矢でたたきこむ。こうして、釘も金物も使わずに家の骨格が組みあがっていく。不思議なのだが、なんともあたりまえで自然な感じがする。

「木の家って、こうやってばらしたりまた組んだりできるんだな」こども建前に参加した子ども達はひとりひとり、そんな実感を持ち帰ったことだろう。木の家づくりをしたいと望む人には手触りや香り、やすらぎといった感覚的な充足感を大事にする人が多い。木のおもちゃゃ、こども建前も、そんな感覚をその子の内側に育てるひとつのきっかけとなったかもしれない。

ひとときネット インタビュー番外編にて紹介。最近、協同組合になった。メンバーの岩波さん、坂田さん、宮内さん、坂元さんは木の家ネットの会員でもある。

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左/何種類もの木の玉に埋もれて遊ぶ、木の砂場!
中/伊藤英二さん作の木のおもちゃ。子どもが乱暴に扱っても大丈夫なようにつくってある。
右/この手触り、ぬくもりを覚えていてほしい!