木の家ネット事務局 八ヶ岳便り

2018年4月13日

4/28 は「職人宣言」に参加しよう!

カテゴリー:
Pocket

来れ!職人たち!

「伝統建築木工 匠の技」がユネスコ無形文化遺産として推挙されることが決まりました!嬉しいことですね。

けれど・・今のところ文化庁が対象と考えているのは、文化財保存修理のための「選定保存技術」に関わる14の技術に携わる職人のみ。それ以外は伝統建築にかかわる職人であっても、対象とならない、というのです。実際には社寺をつくる宮大工も、住宅をつくる家大工も、伝統木造でするのであれば同じ「伝統建築木工 匠の技」であるはずなのに・・

4/28(土)に伝統を未来につなげる会の主催で「普請フォーラム2018」が東京のお茶の水で行われますが、これは、国がをユネスコに正式申請する2019年の3月までに、「伝統建築木工 匠の技」の対象を新築、造園、城の石垣普請などにまで広げていくことを目指すための内容となっています。

職人がつくる木の家ネットは、文字通り「家づくり」にたずさわる大工、諸織、設計者、林材関係のつくり手の集まり。その中心にいる「家大工」は、日々の実践の中で、まさに伝統建築技術を次世代につなげています。フォーラムの当日、そのことをアピールする、若き職人たちによる「職人宣言」をする時間をとりました。

この記事を読んでいるあなたが、「伝統建築木工 匠の技」を実践している職人であるならば、半纏を着て、当日11時にかけつけてください!そうではないけれど、このことに関心あるよ!という方も、13時からのフォーラムにぜひご来場いただき、舞台を埋め尽くす職人たちのカッコイイ姿に、胸震わせてください!!

職人宣言 呼びかけ人 
綾部孝司・袋田琢巳・高橋俊和・劍持大輔(職人がつくる 木の家ネット 関東チーム)

職人宣言に参加するには??

参加申込

伝統を未来につなげる会 http://denmi.jp/ のフォームより
※「職人宣言」参加希望にチェック!

参加資格

伝統木造建築にたずさわるすべての職人

集合時間

4月28日 (日) 11時

集合場所

明治大学神田駿河台校舎
アカデミーコモンズ内(11F建てのビルです)2Fホール受付
(JRお茶の水駅より徒歩5分)

参加費

1000円(13時〜16時のフォーラム参加費として)

着装

工務店の半纏または 作業着 で !

およその進行

11:00 2F ホール受付に集合
11:15 3Fホール客席にて 顔合わせ、打合せ
11:30 舞台でリハーサル
     リハ後 休憩
     (昼食は各自持参、開演までに済ませる)
13:00 開演 
16:00 終演(出番は、終演近い時間)

お問い合わせ

info@kino-ie.net

※14項目の技術とは・・・
建造物修理、建造物木工、檜皮葺・杮葺き、茅葺、建造物装飾、建造物彩色、屋根瓦葺(本瓦葺)、左官(日本壁)、建具製作、畳製作、木造彫刻修理、装潢修理技術、日本産漆生産・精製、縁付金箔製造

呼びかけちらしをつくりました!

メールやSNSで、拡散してください!

おもて

うら

■ 印刷にお使いいただける、PDFファイル(表裏両面)
職人宣言_よびかけ_プリント用

■ フォーラムそのもののちらし、PDFファイル(表裏両面)
4:28_ちらし

裏面のテキストを抜き書きしました!

「伝統建築木工匠の技」
伝統木造建築にたずさわる、すべての職人に光を!

日本政府が「伝統建築木工匠の技」をユネスコ無形文化遺産選定候補として推挙する事が、今年2月に決まり、来年3月にはユネスコに正式に申請することになりました。「伝統構法をユネスコ無形文化遺産に!」を掲げて、伝統木造技術文化遺産準備会(会長=中村昌生)で3年間活動をしてきた成果であり、この4月からは一般社団法人 伝統を未来につなげる会がこの活動を引き継いでいくこととなりました。
 ところが文化庁では、文化財保存修理に携わる、ごく限られた範囲の職人だけをこの「伝統建築木工匠の技」の担い手ととらえており、実際に伝統建築の仕事をしてはいても、それ以外は無形文化遺産の対象ではない、と考えていません。一般住宅を造っている 私たち「家大工」や「庭師」「石工」はその中に入っていません。
 
時代に則した新たな工夫を加えながら、次の世代に引き継がれ、今日まで続いて来たものが「伝統」です。新築技術が途絶えた時点で、伝統は過去のものとなります。木の性質を見抜き、木と木を木で組み上げるこの日本建築の技は、自然環境と調和的に共生する思想に裏付けられた技で、これからめざすべき「資源循環型社会」をつくっていく上で、高く評価されるべきものです。
 
来年3月の正式申請までに「伝統建築木工匠の技」の対象を、現在の狭いくくりから伝統木造建築に携わるすべての職人にまで広げたい。そのように私達は考えています。この思いを、28日にお茶の水の明治大学アカデミーホールで開催される「普請文化フォーラム2018」で、「職人宣言」として表明します。大工の皆さん。そして左官、瓦、建具、畳、板金、木材、山、庭師、鍛冶職、石工他のみなさん。ぜひ奮ってご参加ください。

伝統建築は、多くの職種の手仕事が連なって成り立っています。ひとつとして、欠かすことはできません。集まりましょう。舞台を埋め尽くして宣言しましょう。「私たちがこの技を未来につなげていきます」「伝統建築に関わるすべての職人に光を!」と。半纏を着て、作業着を着て、胸を張って高らかに宣言しましょう。

Pocket