■終了しました■ 10/17-3/20 近山スクール東京2009 木造住宅をたてる人、つくる人のための実践講座

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今年で5回目を迎える近山スクール東京。ことしも、10月17日から全6回で、豊洲の芝浦工大キャンパスにて開講されます。

今年の近山スクール東京2009のねらいは「法や制度に対する知識を深め、それに対応する具体的な方策を学ぶ」こと、特に「都市部で、自然素材を用いた良質な住宅を供給するための具体策を検討する」こと。

建築基準法をはじめとする、相次ぐ法改正により住宅業界は混迷を続けています。2007年の建築基準法の改正を端緒に、建築士法、建設業法が改正され、今年に入ってからは、改正省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)が4月1日に施行、10月1日以降の引き渡し物件については住宅瑕疵担保履行法に基づく保険加入か供託が義務化されることになります。6月からは、長期優良住宅の認定も始まりました。

皆様は、これらの法律や制度について、どの程度認知されているのでしょうか?

多岐にわたる変化をいち早く取り入れられるのはハウスメーカーなどの大手で、工務店や設計事務所の多くが置いてきぼりというのは良く聞く話です。とくに、自然素材を用いた良質な住宅づくりを行う際に、法律や制度に参照して良質であること、あるいは最善であることを証明し、具体的に説明することが求められています。例えば、都市部における不燃の問題をどうするのか、高断熱・高気密を前提とした制度上の省エネの考え方にどう対峙するのか、ボードや金物を使わない構造の評価をどうするのか、無等級扱いされる国産材をどのように使うのか・・・・等々多様な問題があります。また、ユーザにとって関心の高い、制度を活用した助成金や税制優遇についても知っておく必要もあるでしょう。

法整備の中枢に関わった先生方からその主旨をお話しいただき、また林業・製材・設計・施工等現場で実践されている方々の法制度への具体的な対応を聴き、共に学び考えるという実践的な講座です。とても役に立ちそう!ぜひ、参加しましょう!

日時
10月17日(土)〜2010年3月20日(土)
(全6回: 毎月1回、但し2月は無し、3月のみ2回)
13:00〜17:00

受講対象
木造住宅を建てたい一般の方および設計事務所、工務店などの実務
者、木造を学びたい学生。

講座のねらい
・法や制度に対する知識を深め、それに対応する具体的な方策を学ぶ。
・自然素材を用いた良質な住宅を供給するための具体策を検討する。

会場
芝浦工業大学豊洲キャンパス 教室棟404号室
東京都江東区豊洲3-7-5

・有楽町線豊洲駅下車 1aまたは3番出口から徒歩7分
・JR京葉線越中島駅下車 2番出口から徒歩15分
地図はこちら

講義内容

10/17(土)
■今、木造住宅を建てたい人つくる人が知っておくべきこと
■近未来(2025 年)の住宅
蟹澤宏剛(芝浦工業大学教授)、松村秀一(芝浦工業大学教授)
最初に、この講座全体の目的や位置づけと、昨今の住宅建築を取り巻く現状について説明します。その後、住宅に纏わる様々なジャンルで官・民の指導的立場におられる東京大学の松村さんより、近未来の住宅についてお話を伺います。
11/21(土)
■わかりやすい木造住宅の構造・初級編
山辺豊彦(山辺構造事務所代表、日本建築構造技術者協会東京サテライト代表)
木造建築の構造に関して職人との数多くの共同実験を行なってきた実践的専門家である山辺さんにより、木造住宅の軸組や木の組み方に関する基本的な考え方を、わかりやすく解説していただきます。初心者に限らず、実務者にも是非とも確認していただきたい内容です。
12/19(土)
■省エネと環境負荷の基礎知識
秋元孝之(芝浦工業大学教授)
省エネや環境負荷の低減が注目されていますが、その基本は意外に知られていません。この講義では、この分野で国の様々な基準づくりに係わられている芝浦工大の秋元さんに自立循環型住宅とCASBEE(戸建)の考え方やエコデザインのための基本と環境評価のシステムについてお話しいただきます。
1/16(土)
■長持ちする建物の考え方とその仕様
■実践例の紹介
加来照彦(現代計画研究所)、大井明弘(アトリエデフ)、日影良孝(日影アトリエ)
実際に長持ちする建物を建築するには、様々な条件が絡み合います。それをどう解きほぐすのか。また、法や規則に適合しにくい自然素材と伝統構法をどのように実現するのか。この回の講義では、長期優良住宅を実践してこられた3名にお話を伺います。
3/6(土)
■木の見かた、調べかた、選びかた
■山の木が木造住宅になるまで
大河原章吉(フォレスト西川理事長)、浜田久美子(作家)、佐藤和歌子(NPO 森林をつくろう理事長)
良い木の家を建てるはじめの一歩は良い木を選べるようになることです。この回は、木を知り尽くした大河原さんに良い木とはなにか、乾燥方法や目視級の生かし方、品質の見究め方など、実践テクニックを学ぼうというものです。また、現在の木材規格が山の生産者や実際の家づくりにどのように係わっているのか、森と木と家に関心をもってこられた浜田さん、佐藤さんに伺います。
3/20(土)
■地震に強く、火にも強く、環境に優しい木造住宅の実践例
安井昇(桜設計集団代表)、高橋昌巳(シティ環境建築設計代表)、直井徹男(直井建築工房代表)
敷地の制限、防火規制により都市部で本格的木造住宅を建てるのは容易ではありません。この難しい問題に日々取り組んでいる方々から、その実践テクニックを学びます。のみならず、この講師陣には、良き職人との出会い方、つきあい方、発注システムなど聞き所満載です。

受講費
一般35,000円 (1回 6,500 円)
学生20,000円 (1回 4,000 円)

※郵便振替用紙(手数料無料)をお送りしますのでお振り込みください。
※過去に受講したことがある方に限り、各回を選択して受講できます。

申込方法
申込フォームが近山スクールのサイト内にあります。

主催・お問合せ
近山スクール東京
事務局 TEL: 03-5327-6145 FAX: 03-5327-6146
tokyo.school@chikayama.com

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