5/30~11/14 緑の列島 木の家スクール2009 (全7回)

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「NPO緑の列島ネットワーク」の共催をうけて2003年にはじまった「近くの山の木で家をつくるスクール(通称・近山スクール)」が、「緑の列島 木の家スクール」と名称をあらため、講座内容も「木の家をつくること」から「木の家における住まい方、生き方」に重点をおいたものとして、再スタートします。

今年も5月から11月まで、毎月土曜日の開催。「近くの山の木を使った家づくり」や「緑あふれる居住環境」に関心のある生活者・技術者の皆様にぜひ受講をお勧め!します。(木の家ネットからも、日高保さん、藤間秀夫さん、湯田勝弘さん、林美樹さん、山田貴弘さんが講師として参加しています)

なお、全7回の通し参加はプロ向けですが、表の中でピンク色で表示されている第5回(9/25開催)は、一般の方も単発参加できます(一般1000円、学生500円。事前申込不要)。 ニュータウンで自給自足的な暮らしを実践しているご夫婦の興味深いお話です。ぜひおでかけください。

  日付 内容
1 5/31(土)
風土に根ざし、職人と作る家づくりの物語
日高 保(きらくなたてものや)、藤間秀夫(藤間建築工房、大工)、湯田勝弘(左官)
気候風土との対話を通じて編み出されてきた伝統的な建築手法は、家づくりという物語の中で、地域の資源や職人の技が活かされ、素材と人、人と人、森とまちとの心地よいつながりをもたらしてくれます。高3で決めた進路を歩む設計士と、設計の仕事から転職した大工と、家業を継いだ左官職人の3 人が、それぞれ魅了されている家づくりを語り合います。
2 6/20(土)
わかり易い木構造
山辺豊彦(山辺構造設計事務所 代表)
一般の方、初心者の方にも理解を深めていただくことができるよう、模型などを使っての解説や、著書「世界で一番やさしい木構造(エクスナレッジ)」を用いての説明を行いたいと考えています。そのほか、伝統的構法に関する最近の取り組みと今後の動向、最近の法律改正にともない設計に求められる事項、木造の構造計画における注意点などをわかりやすく説明します。
3 7/11(土)
日本の森に見る持続可能なシステム
澁澤寿一(NPO樹木環境ネットワーク協会 専務理事)
耕地面積の少ないわが国では、人々は森を持続的に利用しながら暮らしてきました。水、エネルギー、肥料、食料、繊維、薬、道具、建材や資材と。森なくして生活は成り立たなかったし、森も人間が利用することにより太陽光が入り、生産力と多様性が維持されていました。私たちが森を持続的に利用してきた知恵と心を読み解きます。
自然な建築と暮らしをデザインする
林 美樹(ストゥディオ・プラナ 代表)
日本の木の家は本当にすぐれもの。それなのにその優れた部分を私たちは古い伝統という枠の中に仕舞い込んでいるのではないでしょうか?自然を敬う心を忘れず、先人の知恵を現代の生活で活かす。そうすればおのずと低炭素な暮らしが実現できると思います。都市部でも可能な自然な生活とすまいについて、現在の取り組みを軸にお話いたします。
4 8/22(土)
近世・近代・現代の造園デザイン
野村勘治(野村庭園研究所 代表)
一見西洋庭園のような幾何学的デザインの小堀遠州の庭の原点は中国の宮廷の庭。あるがままの自然を標榜し、英国式庭園を写したと言われ続けた小川冶兵衛の庭の原点は江戸の大名庭園。作庭を芸術表現の一環とした重森三玲のモダン石庭は古典、取り分け小堀遠州へのオマージュ。共通項は「写し」だが…
食べられる場づくり ~パーマカルチャーによる農的デザイン~
山田 貴宏(ビオフォルム環境デザイン室 代表)
生態系の仕組みに対する深い洞察がパーマカルチャーという考え方です。家は「消費」する場ではなく、「生産的」であるべき、という観点から、建築とその周りが農的で食料を自律的に供給できるような場づくりについて考え方と事例を紹介します。
5 9/26(土)
【一般公開講座】里山の暮らしが約束してくれる、なつかしい未来のライフスタイル ~高蔵寺ニュータウンの村長さん夫妻からのメッセージ~
津端 修一(自由時間評論家 元 広島大学教授)、津端英子
高蔵寺ニュータウンの300 坪の自宅にキッチンガーデンを営み半自給自足の「丁寧な生活」を遂行中。主な著書は『現代ヨーロッパ農村休暇事情』、『高蔵寺ニュータウン夫婦物語』『なつかしい未来のライフスタイル』(ミネルヴァ書房)など。
6 10月
【フィールドワーク】岐阜県の山の現状とヘリコプター集材の取組みについて
桑原和男(桑原木材工業(株) 代表)
※岐阜県関市などにてフィールドワーク。9:30~17:00。日程、集合場所などは決定次第、受講者に連絡します。林道をつくることは、山林の土壌に大きなインパクトを与えるため、設置後の土砂崩れや土砂流出などの危険性が危惧されます。旧来の皆伐による集材ではない、ヘリ集材の現場見学に伺います。
7 11/14(土)
これからの木造住宅の構造について
山辺 豊彦(山辺構造設計事務所 代表)
木構造の実務的な課題について、著書「ヤマベの木構造(5月発売予定)」を使いながら受講者とともに考えてゆきたいと思います。そのほか、受講者が設計した建物を対象に、構造的見地からの解説を行います。

プリントアウト用のカリキュラム&申込用紙はこちら(PDF書類)

期間2009年5月〜11月 月1回、土曜日
会場名古屋工業大学(JR中央線鶴舞駅下車徒歩8分)

参加資格木造住宅の設計、施工、林業などに携わる(あるいは志す)方
※ただし、第5回は、一般向けの公開講座です。

受講料(資料代含む)全7回、25,000円(初回受講時に受付にて徴収)
※第5回の公開講座に一般の方が単発で参加する場合は、大人1000円 学生500円を、当日受付でいただきます。

定員50名(申込先着順)
募集期間4月10日から受付開始(お早めに申し込み下さい)
受講申込の方法氏名、所属、職業、連絡先(携帯電話/FAX)を明記の上、下記までお申し込みください。

メール:fujioka@nitech.ac.jp
FAX:052-735-5182

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