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Q&A:環境篇

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隔月で「木の家づくり」についてのさまざまな疑問について、毎回テーマを決めて各回5問程度に整理してお届けします。 その第一回は「環境篇」。木の家は環境にいいって言うけれど、なぜ?という疑問にお答えします。木の家づくりをすることで、あなたも身近な自然環境を、ひいては、かけがえのない地球環境を守ることができるのです!

Q1 国産材を使った方がいい理由

Q2 木の家の寿命

Q3 木の家が環境にいい理由

Q4 木の家が健康にいい理由

Q5 マンションのリフォームでもできること

Q1. 国産材を使った方がいいのはなぜなのでしょうか?

Q1. 国産材を使った方がいいのはなぜなのでしょうか?

家を建てるのに使っている杉や檜などは、 そのほとんどが人が手をかけ植林したものです。 苗木から住宅に使われるまで太くなるのに 最低30〜60年の年月が必要で、その間ずっと 人が手を入れ続なければなりません。 下草刈り、除伐、蔓切り、間伐 そして、伐採による本数管理などなど。 それをしないと山は荒れてしまいます。 「治山治水」といいますが山が 健全に維持され続けることが大切です。手入れをせずに 荒れた山には保水力がなくなるため、 土砂崩れや鉄砲水を起こしやすくなり、それは 下流の人々の生活を苦しめることにもなります。 ところが山の手入れは人手がかかること。 林業に携わる人々には生活の保障が必要になります。 山を手入れしながら育てた木が最終的に売れること、 つまり消費者に木を使っていただくことが、 そうした山側への生活の保障につながるのです。 都市に住む私たちには身近に感じにくいことですが、 私たちはほとんど全員が、 植林した山のある下流に住んでいます。 その私たちが、自分たちの生活環境を守るために 木を使う。 私たちの水のふるさとの山が健全であるために。 そう考えてみてはいかがでしょう?  同じ木を使うのでも、 外材を使うのと国産材を使うのとでは、 意味が違うことがお分かりいただけると思います。

Q2. 木の家の寿命はどのぐらいなのでしょうか?

Q2. 木の家の寿命はどのぐらいなのでしょうか?

一概に「何年もちます」と言い切ることはできません。 ただ、木を適切に用いて造った家は、少なくとも その家を支えている構造材の樹齢以上にはもち得るはず、 と考えていいでしょう。 間取りの変更をしながらも、構造材の樹齢よりも ずっと長く住み継がれている日本の民家が、 それを無言のうちに語っています。 そんなに長く住めるはずの木の家を あっさり「壊して」建て替えてきたのは、 実は、飽きっぽい人間の方なんです。 ただ、木の家の寿命は 何年、と簡単に言えないのは、 その木がどのように 手をかけ育てられてきたのか、 その家が どんな骨組みでできているか、 また、どのように維持管理されて 住まわれたのか、など 多くの要素が関わるからです。 木が伐られてなお 家として生きる「永い寿命」を 最大限に活かそうとするなら、 柱や梁などの構造材には なるべく太い径を用いる方がいいですね。また、 木と木をしっかりと組んでいくこと(木組み)が、 木そのものに無理な力の負担がかからず、 間取りの変更や移築といったことにも対応でき、 結果的に木を長寿命に使うことができます。 伝統的な木組みの家づくりは、 木をもっとも長く活かす方法でもあるのです。

Q3. 「木の家は環境にいい」というのは、どうしてですか?

Q3. 「木の家は環境にいい」というのは、どうしてですか?

まず、最近地球温暖化問題でよく取り沙汰される 「二酸化炭素固定」作用があげられるでしょう。 森林は二酸化炭素を吸い、水と酸素という 生き物に不可欠な環境をつくりだしてくれます。 人間やその生産活動が酸素を吸い、エネルギーを使い、 二酸化炭素を放出する一方なのとは大違いです。 さて、木の家を建てるということは、 その二酸化炭素を固定してくれている森林の木を 伐って使うことになりますが、 木は伐っても、燃やしたり、腐らせたりしない限り、 二酸化炭素を固定しつづけます。 「木の家は都会の森林である」という 言い方をするのはそういうことなのです。 鉱物資源を原料としている コンクリートや鉄骨の家にはできないことです。 ですから、木の家を建てる、そして、 その木の寿命いっぱい住み続けるということが、 地球温暖化を少しでもくい止める助けになっているのです。 それもできれば、遠くの外国から船で運んできた木でなく、 日本の木を使った方がいいですね。 (詳しくはQ1をご参照ください) また、それ二酸化炭素固定以外にも、 解体時に有害物質を出さず、最終的に土に還るという点も ゴミ問題が社会問題になっている今日、 木の家が環境的にすぐれているといえる理由のひとつですね。

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