
「家を住み継ぐ」「住み継げる家をつくる」というテーマで木造住宅の設計をおこなってきました。家族の生活に、風景に、調和する骨組みと間取りと佇まい。木を代表とする自然素材たちが職人さんたちの手仕事によって造られる居心地のいい家をめざしています。東日本大震災で被災した子どもたちのための復興共生住宅「手のひらに太陽の家」でNPO法人木の建築フォラム主催・第8回木の建築賞「木の建築大賞」を受賞。


「家を住み継ぐ」「住み継げる家をつくる」というテーマで木造住宅の設計をおこなってきました。家族の生活に、風景に、調和する骨組みと間取りと佇まい。木を代表とする自然素材たちが職人さんたちの手仕事によって造られる居心地のいい家をめざしています。東日本大震災で被災した子どもたちのための復興共生住宅「手のひらに太陽の家」でNPO法人木の建築フォラム主催・第8回木の建築賞「木の建築大賞」を受賞。
22坪の平屋建ての家。広い縁側がかぎ型にめぐる家。深い軒の出の下、冬でもあったかい縁側でごろごろできる家。(1998竣工)
新建材を一切使用しない伝統的な工法で造ってほしいという要望のもとに設計した家。石場建て構法と竹木舞下地土壁塗りの家。(2001年竣工)
那須の林の中にたつ家。薪ストーブの火のそばで窓辺から見える木々をみながら安らぐ週末住宅。(2009年竣工)
東日本大震災で被災した子どもたちを支援する復興共生住宅。太陽光やバイオマスエネルギーなど自然エネルギーで生活できる共同住居。落とし板構法や燃えしろ設計で木材あらわしの特殊建築物を実現しました。(2012年竣工)
かつての東京にあたりまえのようにあった何気ない和風の家をさりげないかたちでつくりました。(2015年竣工)
登梁構造によって大屋根で家を包み、深い軒の出を創りだしました。部材断面幅を5寸とし重厚な木組みとしました。内外の壁はすべて竹木舞下地の土壁塗りとし、快適な室内環境を実現しています。(2015年竣工)
眼下に私鉄沿線の住宅地が連なり、山の向こうに富士山が見えるとても眺めのいい敷地。夫婦二人の小さな家を、眺望とシンプルな生活を読み解きながら、二人の静かな生活を単純な切り妻屋根で包みました。(主な材料:杉と栗)
遠くに海を望む山並みの上に建つ家。地形の特性を生かした構造(1階がピロティ―)とし、2階の小屋梁が眺望の方向に向かって連続する開放的な空間です。引退後の田舎生活のための行動的な夫婦の家。(主な材料:杉)
バリアフリーという基本的な条件を下敷きにして、家族の気配、太陽の光、風の流れ、南の庭との繋がりなどをシンプルな架構と間取りによって調和させました。艶やかな杉と白い漆喰が穏やかな内部空間を創りだしています。木工事は大工である僕の弟が担当。(主な材料:杉と栗)