伝統的構法から現代の軸組工法まで木造建築物を扱う設計事務所です。意匠、構造、温熱、省エネ等設計にかかわることでしたらすべてを自社で対応しています。限界耐力計算が必要な石場建てをはじめとして住まい手の望むスタイルでの設計が可能です。
地域に根ざす建築的環境の創造を主題に住宅・建築設計に従事している。それは現地の気候風土、歴史文化、社会経済、景観や風景、地元の人々の心情の反映するものであるという思いを念頭に置いている。
木造技術を継承するデザインの展開に務め、従来の技術を尊重しつつ、新しい技術を加え、現代の息吹きが感じられ、長期耐用性にすぐれるよう配慮して、環境の保全に寄与することにも留意している。
また持続可能な社会のまちづくり・住まい・暮らし方を推進する活動も合わせて行なっている。
徳島で環境デザインワークス一級建築士事務所を主宰しています。
木そのものが持つ物理的、生物的、情緒的な力でもって「未来の古民家」なるものをつくりたい。
地域材である杉材を主な建築材料とし、シックイ・和紙等の自然素材に依る、人にも地域環境にも負荷の少ない住まいづくりを実践。森林見学会等への参加を通して、住み手が納得し愛着の持てる家づくりに取り組む。
使用する素材の特性を見極め、素材の魅力を引き出した設計をしたいと思います。また、時代の流れの中で、変えていくもの、変わらないものをしっかりとみつめ、設計したいと思います。
施主が各職方に直接発注する施主直営方式。この方式の中でデザイン(設計)とマネージメント(コスト管理と現場運営)を私達が担います。生活者の視点で『現代の民家』をつくり続けています。
日本の気候風土にあった、木組みの住まいを作るお手伝いをします。現代でも有用な伝統的な技術を利用し、いわゆる「和風」にとどまらない真の日本の木の家を、施主・造り手・設計者で協力して実現します。
「木」「住」「環境」を考えています。「木の家」は単に木造住宅というだけでなく、先の時代からの技術と文化を受け継ぎ、現代に生かし、次の時代に受け継げるものでありたいと思います。
地球環境を考慮した百年持つ伝統技術を伝える生活者の視点にたつ町並みを考えた住まいをつくりたいと考えています。伝統構法の木組みの家を建てた方と建てたい方の集まりとして「素木の会」をも主宰しています。
アトリエ椿は自然素材を使った身体と心に優しい家作り、日本の木や紙・漆喰を使った、自然と調和する空間造りに取り組んでいる建築設計事務所です。
日本人が古来から親しんできた自然由来の素材は、気候風土に適しているので家が長持ちすること、人体にとって安全性が高いこと、調湿性などの機能面から再び注目されています。年を経て味わい深く美しくなっていくことも大きな魅力です。
様々なストレスを抱えている現代社会だからこそ、家の中は無害で、ほっとできる場所としていきたい。そのためにも、素材や構法は住む人に合わせ、慎重に選んでいこうと考えています。
健やかで自然と調和したNATURAL LIFEのお手伝いを致します。
「家を住み継ぐ」「住み継げる家をつくる」というテーマで木造住宅の設計をおこなってきました。家族の生活に、風景に、調和する骨組みと間取りと佇まい。木を代表とする自然素材たちが職人さんたちの手仕事によって造られる居心地のいい家をめざしています。東日本大震災で被災した子どもたちのための復興共生住宅「手のひらに太陽の家」でNPO法人木の建築フォラム主催・第8回木の建築賞「木の建築大賞」を受賞。
気持ちよい空間、暮らしを楽しむ−私の仕事の基本的な考え方です。先人の知恵を最大限拝借しながら、現代に合う空間の表現を追求するとともに、家を作る過程を皆さんと一緒に楽しんでいきたいと思います。
こんにちは。木の家ネットさんに入会を許可されました東京の台東区の浅草で設計事務所と工務店をしている土手加藤材木店です。創業は明治26年で、名前からも分かると思いますが元々は材木屋です。町の工務店や大工さんに材木や建築資材を卸していました。皆さんも良くご存じと思いますが戦後の木材政策や建築基準法の規制により木造住宅が建てにくくなり、特に国産の材木は東南アジアや米材からの輸入品の影響で極端に使用量が減りました。特に東京の都心では防耐火規制によって木造住宅がまったく建てることが出来ないようになり、建築現場に搬入される資材はほとんどが工場で造られた既製品ばかり。これで本当に若い大工職人は育つのか・・・というような疑問がずっと心の中でありました。たしかに工場で造られる家は精度も工期も短いだろうが、それは戦後の高度成長期に始まったハウスメーカーが行えばいいこと。町の工務店は木組みの家の伝統や材木の見立てなどを次の世代に継承をしていくべきと考え、また材木屋や製材工場はもっと材木の魅力を伝えるべきではないのかと考えます。都心で木の家の魅力や木が持つ独特の安らぎを一人でも多くの人に伝えたい。日本文化に欠かせない木の魅力は私達木を扱う人が一つになって発信をしていけば必ず理解されると思います。創業から1世紀を超えて次の1世紀に向けては、山への恩返しのつもりで木の魅力や大工職人の育成に取り組んでいきます。このような会に入会が出来て大変うれしく思います。
木や土や紙などの自然素材の特徴を生かした木組み土壁の家づくりを、建て主直営というスタイルで20年間続けてきました。設計者として、建て主さんと大工さん、左官屋さん、瓦屋さん、建具屋さんなどの腕と意識と人柄のよい職人のチームとの直接の関係を結ぶお手伝いをします。
すまいはその土地の気候風土を熟知した人の知恵の結晶。日本の伝統的木造技術は世界に誇れるものです。作り手の思いが詰まった家は住み手にとっても長く大切に住める愛着のもてる家となるはず。材料の特質を活かした「本物の家」を作りたいと常に思っています。
環境との関りの中で住まいや住まい方が語られることがとても大事な時代になりました。伝統的な木の家造りは、この自然豊かな日本の風土の中で育まれた環境と折り合いつけていく知恵がつまっています。その知恵をこの現代に捉えなおし、自然との交歓ができるよう、住まいの周辺まで含めた環境のデザインをすすめていきます。
小さくて良質な木の家をめざして設計しています。建て主さんの大きな想いを小さな家にまとめることができれば、同じ予算で質の高いものを提供することができると考えるからです。また「住宅医」の認定を受けました(一般社団法人 住宅医協会)。今お住まいの住宅の状態をきちんと調査診断し、さらに長く、安全に快適に、住み続けることができるような改修を提案し設計しています。
人は自然と共に暮らしています。人が暮らす家もまた自然の一部だと思います。決して奇抜すぎず、周辺環境にとけ込み、道行く人々にもやさしい家造りが必要だと考えます。人と自然との関わりと職人の手仕事にこだわった家造りをしています。
本当に心地よく生活できる空間を探しながら仕事をしております。心地よく生活できる空間とは、自然・コミュニティ・労働・文化が不可欠と考えております。石場建ての2階建て住宅を手掛ける他、農業を中心とした、多自然型造成の住宅団地のアーバンデザイン等を手掛けております。
環境負荷の少ない、健康的な住まいをつくりませんか。木組みや左官を活かしたスタイリッシュな家を、住まい手とつくり手と楽しみながらつくりたいと思っています。これまで土壁の家の温熱環境について研究してきましたが、土は魅力あふれる素材で、たくさんの可能性を秘めていることがわかりました。
日本の自然、風土に合った材料を生かし、伝統という智恵とくふうの詰まった技術の木造建築のお手伝いをして活きたいと思います。そして、その建物に長く住まい続ける事が出来る様なプランニング、住まい方を追求していていきたいと思います。
生まれ育った地域の文化は知恵であり、暮らしの工夫そのものだと感じます。
先人の知恵や工夫を受け継いだ暮らしを継続し、現代の技術も併せて子供たちに渡していきたい。
気持ちの良い暮らしを紡ぐ。
そんなことを大切に設計しています。
自然で素朴な無垢の素材感を大切にし、日本の風土に合った木と土を使った居心地のよい家づくりの仕事をしています。先人の知恵を活かした長寿命の家を、大工さんなどのつくり手と一緒に提案していきます。
大きなエネルギーをかけて作った材料を使わず、ごく身近にある物を加工して作れる家づくりをします。末長く残され、伝えられる家、そこに住まうことがごく自然でほっと出来る家をつくりたいと思っています。
住む人にも優しく、地球環境にも優しい、現代の生活にあう木を活かした住まいづくりを実践しています。日本の気候風土にあう国産の木材を確かな技術を使い、住まい手と一緒に家づくりを行ないたいと考えています。
私達は滋賀県野洲市で一級建築士事務所を開設しています。事務所名は「川端建築計画」といいます。国語辞典によれば「計画」には「物事を行うために、その方法・手順などを筋道を立てて企てること」とあり、建築のすべてを丁寧に「計画」する決意を込めて、事務所名に「計画」という語をつけています。私達が計画する建築は、技術に裏付けされた耐久性と、年月に耐え得る正統派のデザインを持っていると自負しています。「足もとを掘れ、そこに泉湧く」を座右の銘に、建築を愛し、一つひとつ丁寧に造り込んでいきます。
民家の佇まいを見ると、限られた中から選ばれた野趣のある材料に、職人がそれに寄り添うかのように手を加えることで、過剰さがなく豊かで美しい建築に仕上がっていることがあります。それら「ほんまもん」に学び、軽やかでしなやかで実のある建築を探っています。
日本の伝統を生かした木の家はやっぱり和みます。石端建てでの筋交いのない家が5棟できましたが田舎のため3棟は適判での確認申請となりました。早く伝統工法の詳細設計法が出来るようになればもっと多く建てられると思います。次の建物はできれば詳細設計法でと考えています。このようなこと(確認申請)に時間をとられるよりもっと住み良い家を考えることに時間をかけたいと思います。
倉敷の古い長屋を改造した設計事務所です。構造は伝統構法の木組みで力強く、空間構成は現代生活にマッチした、風が通り、木が香る、竹小舞土壁が優しく包む気持の良い家を設計します。
14、5年ぐらい前から、徳島県産材を使った、真壁・垂木工法の家づくりに取り組んでいます。台風や強い風が多い徳島の風土に合った、またエアコンを入れない家づくりを実践しています。
消えつつある職人たちの手仕事の素晴らしさ、土にねざした美しい住まい、住まいに宿る和の心、家づくりをとおして循環していく農や食・暮らしそのものの大切さを伝えたい。喜びが和(輪)となって繋がっていくための家づくりを一歩一歩目指しています。
家は住まい手のものであり、また地域景観の要素あるので、自己主張せず、伝統工法で地域の材を使い、つくり手の手垢の残る、昔からのあたりまえの木の家づくりをします。住まい手の思いを十分に理解し、ともに造り、ともに良かったと思える家づくりを目指しています。
熊本は杉の産地である。熊本の山の自伐林業家から木材を直接購入している。最近、高気密・高断熱の家が増えているが、冬暖かく夏涼しいというのは、エアコンの効きが良いということらしい。「窓を閉めてエアコン」の生活も良いが「窓を開けて扇風機」の家がもっと良い。風通しを良くし、土・紙・藁・無垢板・漆喰等の吸湿材で家をつくれば、エアコン不要となり、夏のピーク電力が下がり原発4〜5基は減せるかもしれない。