建築家の設計した和モダンな住宅に馴染む駐輪場を作りました。
柱は栗材をなぐってもらい伝統的な技術により柔らかいラインを出しています。
基礎は錆御影をビシャン仕上で住宅のアース色の雰囲気に合わせています。
天井は垂木のピッチを細かくしてリズミカルに。

小さい建築ながら、伝統技術をちりばめながら軽快な自転車置き場となりました。

大都心の上野に隣接した場所で建てられた下町の材木屋が造る上野桜木の家。
家具はすべて大工が造った造り付けの家具となっていて、桧や杉、ブラックウォールナットなどを使用しています。
1階にはカバの無垢フローリング、2階には桧の無垢フローリングとあえて違うものを使用。
壁と天井には調湿効果に優れた珪藻土を使用して一年中快適な空間にすることができます。
また、造り付けの造作家具の建具には、なかなか見ることのできない銘木である官木の秋田杉の柾目を使用していて大変落ち着きのある雰囲気になっています。
杉パネルをふんだんに使用した勾配天井のリビングや大工がつくる造り付けの造作家具や造作のキッチンなどお施主様の溢れるこだわりと土手加藤の得意とする無垢の木の家づくりと腕利きの職人の技が融合した木組みの家となっています。

志段味は名古屋北東端の郊外にある住宅地。今から20年ほど前のこの辺りは広大な緑地でしたが、今ではすっかり新興住宅地に姿を変えました。その一画の約75坪の敷地に建つ、延べ面積約33坪の木組み土壁の家です。

住まい手は丹羽アトリエに十数年も務めてくれた元スタッフ。今はとても元気な二人の男の子の母として子育てに奮闘する日々を送っています。
“子供もだんだん大きくなって元気一杯! もうアパートからはじけ出てしまいそうなので、すぐにでも戸建ての家に移り住みたいんです!” とSOSがありました。

これからしばらくの間は子育てをしながら
“日々の暮らしを親子で楽しみながら成長する家”。
そしてその後は
“夫婦二人でゆったりとした暮らしを楽しむための家”。
そんなイメージを中心に据えたプランは、ほぼ平屋に近い建物に。
パブリックなスペースと水回り、主寝室は一階に配置し、二階には子供室とテレワーク室をコンパクトにのせました。

それから、実はこの家にはお楽しみが・・・。
元気一杯の子供達(と、お父さん?)のお楽しみに「登り棒」と「うんてい」を組み入れました。
家を壊さない程度に・・・楽しんでね! 笑。

せっかく建てるのですから、出来るだけ沢山の夢を実現していきたいですね。
そんな家づくりをお手伝い出来ることが私の喜びですし楽みでもあります!

人吉・球磨大水害を受けた。しかし、同じ場所で営業を再開することをした。
人吉城の石垣・球磨川下り・船頭・穏やかな水面をモチーフとした組子格子行燈の下で
球磨焼酎を飲む

建て込んだ住宅街に建つ住宅である。周囲からの視線が気になるので、板塀で周囲を囲んだ。そして、居間の部分をくぼませ、室内からの庭が広く見えるようにした。台所を南に配置し、庭を見ながら料理するのが夢であった。

農園と果樹園に囲まれた風通しの良い立地に、風にあそぶ石場建ての家はあります。

南北に長い敷地の形状に合わせた建物の形は、棟から出し桁の軒先へとつながる屋根勾配と日射・通風を素直に受け取れる招き屋根型の高窓へとつながる2つの形から成り立っています。

縦張りの西川杉の外観は、果樹園の緑とも馴染みよく、時間の経過とともに益々味わい深いものとなっていくことでしょう。

木造軸組構法 土塗壁+落とし込み板壁 2階建て 30坪

暖かい雰囲気に包まれた、築40年近い木造のプロテスタントの教会のリノベーションです。

伝統のある教会がどなたにとっても過ごしやすい場所となるように【バリアフリー】、【感染症やシックハウスの対策】を重視してリノベーションを行いました。
経年で劣化している壁紙はエコクロスに貼り替えたり、使いにくかった押入タイプの収納をオープン収納に変更したりと、全体を明るく、フレッシュな空間に更新しました。可能な範囲で耐震性能も補強しています。

どの部屋からも緑が眺められる、四季を感じる住まい

緑豊かな高台の住宅地に建つ新築の木造住宅です。リビングから庭をより身近に感じられるように幅4尺ほどの土間【えんがわ】を取り込んでいます。
気候の良い時期には建具を開け放して清々しい空気をめいっぱい味わったり、寒い季節には暖かい室内から冬景色を楽しんだり。そんなふうに何気ない日常を楽しむことができたらと思っています。

漆喰で包まれたLDKには、防音の板張りのスタジオ(ピアノ室兼ホームオフィス)や高さを抑えた落ち着いた和室がつながり、それぞれの窓からも違う景色を見ることが出来ます。

熊本地震で被災した家である。標高は2m。過去津波で浸水した。ハザードマップでも浸水3mである。熊本平野の中心にあり、逃げても高台には行きつかないし、高い家もない。我が家の小屋裏から入母屋屋根を伝って屋根に上がり、ヘリコプターを待つ。

敷地南に小高い丘があり、その下に小川が流れている。緑と小川の水を通した風を大きな開口部から取り入れ北の窓から逃がす。北道路はバス通りとなっているので、厚みのある面格子を設置した。移動中のバスから家の中は覗き込めない。

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