【2025新春特集】ベストショット

新年あけましておめでとうございます。

年頭にあたり、木の家ネット会員による昨年のベストショットをお届けいたします。

今年もどうぞよろしくお願いいたします!


東京ミッドタウンで行なったキッズ・ワークショップの一コマです。東京都心部での「くむんだー」ワークショップはこれが初めて。西川杉のジャングルジムと背景のビル群との対比がなんとも見慣れない光景でしたが、未来の都市木造化を予見しているようにも見えました。子供達に木の肌触りや木組みの楽しさを伝え続けるため、都市と山をつなげる活動、今年も続けてまいります。


明治時代に建造された土蔵の改修。用途は変えず、主に床や壁、屋根などの傷んでいるところを中心に補修しました。骨董品や書物、昔の道具などが貯蔵されていますが、温度や湿度の変化が少なく、とても良い状態で保存されていました。それらの品を今より少しだけ効率よく置けるように、そして少しだけ趣味で使えるスペースも。次の代へしっかり引き継いでいけるように、お施主様の思いが込められています。


早朝の、愛車1990年式ROVERMINIと世界文化遺熊本県三角西港。車も建物も永く大切に使いたい。後の建物は、旧三角海運倉庫。明治20年(1887)に建てられた土蔵造りの荷揚げ倉庫。昭和60年(1985)に修復され、現在はレストランとして利用されている。国登録有形文化財。近年の修復工事では、木の家ネット会員のすまい塾古川設計室の古川保氏の設計監理で改修工事が行われました。


太陽光発電は最近、景観上問題視されている事例が多い中、景観に配慮した太陽光発電がある。周囲は生垣で囲まれていて、所々に成高の草もある。太陽光パネルは一部でも影ができるとパネル1枚は発電しないので、樹木と草で陰となり、発電効率は30%以下と悪いと思うが、気にしない。パネルの角度も大変よろしい。太陽光の余熱はほとんど宇宙へ跳ね戻す。効率より景観を重視した設置法には感心する。みんなも真似して欲しい。


高層マンション内の茶室です。連子格子の向こうに岡山駅前の光景が望めます。障子を閉めて座っていると、ここが15階であることを忘れてしまいます。マンション内ですが、壁は貫を通し、竹小舞を掻き、荒壁を塗り、土壁で仕上げました。施工は杣耕社、撮影はOKAY DESIGNINGの岡野さんです。


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