誕生と成長の家

瀬戸内海に突出したかたちの高縄半島に敷地は位置する。気候は温暖少雨で台風の影響も少なく温和であり冬も積雪する事は少ない。寒さに対して高断熱化された住まいより、夏をできるだけエアコンを使わず過ごせるように外界に対して開放的な住まいをご家族は希望された。

建物は田舎の風景に突出するようなボリュームではない平屋とし、地場の素材を活かしつつ美しい風景としての家を計画。木組みと土壁、大島石をつかった石場建てとし、屋根は地元菊間瓦にてシンプルな切妻構造とし後々のメンテナンスのし易さと耐久性を考慮。卓越風を招き入れるための開口部、そして強い日射を遮る為と近隣住人が寄り付きやすいように建物南全面に深い軒下空間を構えた建物形態とした。

敷地内で家庭菜園をしたり、収穫した野菜を軒下に吊し保存するなど農的な暮らしを実現しつつ、自然に寄り添いながら環境に優しい暮らしを目指しました。

ポイント

POINT
1
大地に還る素材である心地よさ
❷ 構工法
❸ 材料・生産体制
POINT
2
昔ながらの共同作業で家をつくる
❸ 材料・生産体制
❹ 景観形成
❺ 住まい方
POINT
3
古いけど新しい
❶ 様式・形態・空間構成
❷ 構工法
❸ 材料・生産体制
❹ 景観形成
❺ 住まい方

建物の概要

テーマと要素

地場の素材と風土に育まれた知恵と技術をいかす

1
様式・形態・空間構成
2
構工法
3
材料・生産体制
4
景観形成
5
住まい方
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