三重県鈴鹿市の76坪の土地に建つ、延べ面積約36坪の木組み土壁の家です。
“庭に来る野鳥を見たり、日向ぼっこしながら本が読める、大きな窓のリビング”
そんな暮らしのワンシーンをイメージして始まったプランニング。一階は約24坪で、10畳強の広さのリビングダイニングを中心に、キッチンや書斎、畳の間、縁側を配置し、それらを複数の導線で繋いでグルグル回ることができる間取りです。約12坪の二階には個室が三つ。それぞれの部屋には十分な収納が備え付けてあります。
南の掃出し窓には、障子、ガラス戸、格子網戸、無双付の雨戸を全て引き込めるよう設えました。
奥にはキッチンと書斎があります。
障子の透彫りは奥様のご実家に使われていた桐の欄間板です。
無垢の木でつくるオーダーキッチンには奥様のご要望が詰め込まれています。 上部のパイプ棚にはボウルや鍋など少し濡れていてもそのまま収納できます。