山では何代にも渡って木を育て、人手をかけて森を守り続けています。戦後の疲弊した状況からようやく持続可能な林業ができるほど山の木は育っています。木が建築に使えるようになるまでには50年から100年の時間が必要で、その育てられた木を使うことが健全な山の環境を持続させることにつながります。都市に住む私たちは、その木を使うことによって、山の循環の輪を次代につなぐことができるのです。そして、山の木を使うことが都市を守ることにもつながります。

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