再稼働の問題に揺れる福井県大飯原子力発電所
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原発のいらない家づくり&暮らし方

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職人がつくる木の家ネットは宣言します

いのちと共存できない
原発はいりません

平成24年6月15日現在、日本のすべての原発が定期点検などのためにストップしています。このまま原発なしでいくのか、あるいは関西圏の自治体が求める夏期限定の再稼働をするのか、本格的に再稼働するのか、動向が注目されていましたが、野田首相は「国民の生活を守るために原発は重要」と明言、福井知事の同意を取り付けた上で、16日にも大飯原発の再稼働を決定するもようです。

木の家ネットでは、下記のような10点から「原発はいらない」と宣言しました。昨年の原発事故も「想定外」の事態でした。また、原発を運転しつづける限り、やっかいな核廃棄物は将来に先送りされていきます。目先の電力需給だけでなく、こうした長期的なリスクを含めて「国民の生活を守る」ためには、原発なしでもこの国の電力がまかなえるような社会へとシフトしていってほしいと、木の家ネットは願っています。

  • 01 いのちを損なうものを生み出し、それは何万年も消えないから
  • 02 差別の上に成り立つものだから
  • 03 平和利用といいながら、核兵器保有につながるから
  • 04 ひとたび事故が起きれば、住みなれた土地に住めなくなるから
  • 05 子どもたちの将来の健康をそこなうおそれが高いから
  • 06 大地、空、海、食べ物・・すべてを汚染するから
  • 07 答えの出ない悩みや、人と人との間の分断を生むから
  • 08 そもそも原発がなくても電気は足りるから
  • 09 自分たちの未来は自分たちでつくりたいから
  • 10 原発に依存しなくてもいい暮らしがあるから

何もかもが「今のまま」では、それは叶わないかもしれませんが、使うエネルギーを減らしていく工夫をしていけば、できないことはないのではないでしょうか?

「省エネ」以前に
「低エネ」で済む暮らしを実現できる家づくりを!

「省エネ」というと「省エネ製品を取り付けること」と受け取られがちですが、「省エネのための電気製品や住宅設備をやたらと取り付けなくても、エネルギーをそんなに使わない方法があれば、その方がよいのでは?」というのが、木の家ネットの考え方です。

今回の企画の提案者でもあるストゥディオ・プラナの林美樹さんは、次のように言います。

  • 私たちは住宅設備に頼らない家づくりを実践してきています。そうした知恵があることを知ってもらい、そのような家づくりを選ぶ人が増えていってほしいです
→エネルギーとのつきあいかたを含めた「これからの家づくり」を考えてみたい方は、ぜひ、お近くのつくり手会員に相談してみてくださいね!
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「省エネタイプの家電や住宅設備を選択する」以前に「家づくり」そのものを考え直せば、家電や住宅設備に頼らないでも、生活のクオリティーをさげることなく、省エネ、いや低エネルギーでの生活が実現できるはずと、木の家ネットのつくり手は、確信しています。

次ページ以降は、次のように進みます。

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福井県大飯原発から見た日本。右奥に大阪湾、左奥に伊勢湾が見える。