History

木の家ネットの歴史

年表

年表

一般社団法人化後 2020年〜

期間

総会開催地

木の家ネットの活動

世の中の出来事

8期

2025年10月〜

千葉県



7期

2024年10月〜

京都府


4月 EXPO2025 大阪・関西万博開催

6期

2023年10月〜

新潟県



5期

2022年10月〜

兵庫県淡路島


6月 改正建築基準法 施行

4期

2021年10月〜

ネット総会

◎10月「伝統技術・技能を広めていくために」講演
◎10月 環境部会 立上げ
◎1月 ホームページリニューアル
◎4月 第4回大工経営 滋賀県「大工が大工として生きていくために」

2月 ロシア ウクライナに侵攻

3期

2020年10月〜

ネット総会

◎11月~ 木構造勉強会 ◎12月 「伝統建築工匠の技」ユネスコ無形文化遺産登録 ◎3月 マーケティング部会 立上げ ◎5月~ YouTube配信開始 ◎8月 「LCAで考える伝統的木造建築の省エネルギー性能」オンライン勉強会

8月 東京2020オリンピック開催

2期

2019年10月〜

佐賀県唐津市

◎10月「災害に学ぶこれからの木の家」公開フォーラム ◎2月 第三回大工経営塾 ◎6月~ 限界耐力計算セミナー

新型コロナウイルス世界に広がる

1期

2019年5月〜2019年9月


◎5月 一般社団法人化 ◎11月 第二回大工経営塾「今後の木造住宅の市場と造り手の将来を考える」


期間

総会開催地

木の家ネットの活動

世の中の出来事

8期

2025年10月〜

千葉県



7期

2024年10月〜

京都府


4月 EXPO2025 大阪・関西万博開催

6期

2023年10月〜

新潟県



5期

2022年10月〜

兵庫県淡路島


6月 改正建築基準法 施行

4期

2021年10月〜

ネット総会

◎10月「伝統技術・技能を広めていくために」講演
◎10月 環境部会 立上げ
◎1月 ホームページリニューアル
◎4月 第4回大工経営 滋賀県「大工が大工として生きていくために」

2月 ロシア ウクライナに侵攻

3期

2020年10月〜

ネット総会

◎11月~ 木構造勉強会 ◎12月 「伝統建築工匠の技」ユネスコ無形文化遺産登録 ◎3月 マーケティング部会 立上げ ◎5月~ YouTube配信開始 ◎8月 「LCAで考える伝統的木造建築の省エネルギー性能」オンライン勉強会

8月 東京2020オリンピック開催

2期

2019年10月〜

佐賀県唐津市

◎10月「災害に学ぶこれからの木の家」公開フォーラム ◎2月 第三回大工経営塾 ◎6月~ 限界耐力計算セミナー

新型コロナウイルス世界に広がる

1期

2019年5月〜2019年9月


◎5月 一般社団法人化 ◎11月 第二回大工経営塾「今後の木造住宅の市場と造り手の将来を考える」


期間

総会開催地

木の家ネットの活動

世の中の出来事

8期

2025年10月〜

千葉県



7期

2024年10月〜

京都府


4月 EXPO2025 大阪・関西万博開催

6期

2023年10月〜

新潟県



5期

2022年10月〜

兵庫県淡路島


6月 改正建築基準法 施行

4期

2021年10月〜

ネット総会

◎10月「伝統技術・技能を広めていくために」講演
◎10月 環境部会 立上げ
◎1月 ホームページリニューアル
◎4月 第4回大工経営 滋賀県「大工が大工として生きていくために」

2月 ロシア ウクライナに侵攻

3期

2020年10月〜

ネット総会

◎11月~ 木構造勉強会 ◎12月 「伝統建築工匠の技」ユネスコ無形文化遺産登録 ◎3月 マーケティング部会 立上げ ◎5月~ YouTube配信開始 ◎8月 「LCAで考える伝統的木造建築の省エネルギー性能」オンライン勉強会

8月 東京2020オリンピック開催

2期

2019年10月〜

佐賀県唐津市

◎10月「災害に学ぶこれからの木の家」公開フォーラム ◎2月 第三回大工経営塾 ◎6月~ 限界耐力計算セミナー

新型コロナウイルス世界に広がる

1期

2019年5月〜2019年9月


◎5月 一般社団法人化 ◎11月 第二回大工経営塾「今後の木造住宅の市場と造り手の将来を考える」


任意団体 2019年まで

期間

総会開催地

木の家ネットの活動

世の中の出来事

18期

2018年10月〜2019年9月

山形県鶴岡市



17期

2017年10月〜2018年9月

岡山県倉敷市

◎4月 「伝統建築 工匠の技」ユネスコ無形文化遺産登録にむけて[職人宣言]に職人100人が登壇 ◎6月 SNS上での「職人宣言キャンペーン」に協力

7月 西日本豪雨:板倉仮設住宅の移転

16期

2016年10月〜2017年9月

静岡県掛川市

12月 大工経営塾


15期

2015年10月〜2016年9月

高知県高知市

◎1月 「京都の夏を旨とした住まいにならい地域型住宅の省エネルギーを探る」フォラム ◎2月 衆議院第二議員会館「伝統的木造住宅と省エネルギー基準~調査データから分かる多様性と実態」報告会 ◎7月 込栓角ノミ復活

4月 熊本震災

14期

2014年10月〜2015年9月

岐阜県

◎1月 省エネ法パブリックコメント ◎2月 温熱合宿(八ヶ岳) ◎3月「伝統構法をユネスコ無形文化遺産へ」キックオフフォーラム


13期

2013年10月〜2014年9月

奈良県

◎2月 温熱環境調査(各々) ◎7月 石場建て合宿 ◎7月「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験」検討委員会 最終報告会 ◎10月 大江忍が新代表に ◎11月 込栓角ノミ復活へアンケート


12期

2012年10月〜2013年9月

栃木県

◎10〜12月 キャラバンツアー


11期

2011年10月〜2012年9月

宮城県石巻市

◎9月 「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験」検討委員会での実大実験


10期

2010年10月〜2011年9月

神奈川県鎌倉市

◎1月 「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験」検討委員会 実大震動台実験

3月 東日本大震災

9期

2009年10月〜2010年9月

熊本県熊本市

◎11月 基準法アンケート →馬淵国交省副大臣に提出 ◎4月 「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験」検討委員会 再スタート(鈴木祥之委員長)


8期

2008年10月〜2009年9月

埼玉県川越市

◎4月 「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験」検討委員会(坂本功委員長) スタート(2年間で見直し) ◎12月 実大震動台実験1 ◎3月 これ木連フォーラム「実験報告会」 ◎9月 これ木連フォーラム「どこへ向かうのか?」


7期

2007年10月〜2008年9月

徳島県

◎5月 瑕疵担保履行法勉強会 ◎7月 これ木連フォーラム「このままでは伝統構法の家がつくれなくなる?!」


6期

2006年10月〜2007年9月

三重県伊勢市

◎6月 これ木連(これからの木造住宅を考える連絡会)結成 ◎秋に国交省と勉強会


5期

2005年10月〜2006年9月

東京都


6月 改正建築基準法 施行

4期

2004年10月〜2005年9月

滋賀県

◎ 11月 中越地震調査 栃尾へ


3期

2003年10月〜2004年9月

愛知県犬山市


12月 土壁告示

2期

2002年10月〜2003年9月

秋田県二ツ井町



1期

2001年10月〜2002年9月




期間

総会開催地

木の家ネットの活動

世の中の出来事

18期

2018年10月〜2019年9月

山形県鶴岡市



17期

2017年10月〜2018年9月

岡山県倉敷市

◎4月 「伝統建築 工匠の技」ユネスコ無形文化遺産登録にむけて[職人宣言]に職人100人が登壇 ◎6月 SNS上での「職人宣言キャンペーン」に協力

7月 西日本豪雨:板倉仮設住宅の移転

16期

2016年10月〜2017年9月

静岡県掛川市

12月 大工経営塾


15期

2015年10月〜2016年9月

高知県高知市

◎1月 「京都の夏を旨とした住まいにならい地域型住宅の省エネルギーを探る」フォラム ◎2月 衆議院第二議員会館「伝統的木造住宅と省エネルギー基準~調査データから分かる多様性と実態」報告会 ◎7月 込栓角ノミ復活

4月 熊本震災

14期

2014年10月〜2015年9月

岐阜県

◎1月 省エネ法パブリックコメント ◎2月 温熱合宿(八ヶ岳) ◎3月「伝統構法をユネスコ無形文化遺産へ」キックオフフォーラム


13期

2013年10月〜2014年9月

奈良県

◎2月 温熱環境調査(各々) ◎7月 石場建て合宿 ◎7月「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験」検討委員会 最終報告会 ◎10月 大江忍が新代表に ◎11月 込栓角ノミ復活へアンケート


12期

2012年10月〜2013年9月

栃木県

◎10〜12月 キャラバンツアー


11期

2011年10月〜2012年9月

宮城県石巻市

◎9月 「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験」検討委員会での実大実験


10期

2010年10月〜2011年9月

神奈川県鎌倉市

◎1月 「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験」検討委員会 実大震動台実験

3月 東日本大震災

9期

2009年10月〜2010年9月

熊本県熊本市

◎11月 基準法アンケート →馬淵国交省副大臣に提出 ◎4月 「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験」検討委員会 再スタート(鈴木祥之委員長)


8期

2008年10月〜2009年9月

埼玉県川越市

◎4月 「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験」検討委員会(坂本功委員長) スタート(2年間で見直し) ◎12月 実大震動台実験1 ◎3月 これ木連フォーラム「実験報告会」 ◎9月 これ木連フォーラム「どこへ向かうのか?」


7期

2007年10月〜2008年9月

徳島県

◎5月 瑕疵担保履行法勉強会 ◎7月 これ木連フォーラム「このままでは伝統構法の家がつくれなくなる?!」


6期

2006年10月〜2007年9月

三重県伊勢市

◎6月 これ木連(これからの木造住宅を考える連絡会)結成 ◎秋に国交省と勉強会


5期

2005年10月〜2006年9月

東京都


6月 改正建築基準法 施行

4期

2004年10月〜2005年9月

滋賀県

◎ 11月 中越地震調査 栃尾へ


3期

2003年10月〜2004年9月

愛知県犬山市


12月 土壁告示

2期

2002年10月〜2003年9月

秋田県二ツ井町



1期

2001年10月〜2002年9月




期間

総会開催地

木の家ネットの活動

世の中の出来事

18期

2018年10月〜2019年9月

山形県鶴岡市



17期

2017年10月〜2018年9月

岡山県倉敷市

◎4月 「伝統建築 工匠の技」ユネスコ無形文化遺産登録にむけて[職人宣言]に職人100人が登壇 ◎6月 SNS上での「職人宣言キャンペーン」に協力

7月 西日本豪雨:板倉仮設住宅の移転

16期

2016年10月〜2017年9月

静岡県掛川市

12月 大工経営塾


15期

2015年10月〜2016年9月

高知県高知市

◎1月 「京都の夏を旨とした住まいにならい地域型住宅の省エネルギーを探る」フォラム ◎2月 衆議院第二議員会館「伝統的木造住宅と省エネルギー基準~調査データから分かる多様性と実態」報告会 ◎7月 込栓角ノミ復活

4月 熊本震災

14期

2014年10月〜2015年9月

岐阜県

◎1月 省エネ法パブリックコメント ◎2月 温熱合宿(八ヶ岳) ◎3月「伝統構法をユネスコ無形文化遺産へ」キックオフフォーラム


13期

2013年10月〜2014年9月

奈良県

◎2月 温熱環境調査(各々) ◎7月 石場建て合宿 ◎7月「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験」検討委員会 最終報告会 ◎10月 大江忍が新代表に ◎11月 込栓角ノミ復活へアンケート


12期

2012年10月〜2013年9月

栃木県

◎10〜12月 キャラバンツアー


11期

2011年10月〜2012年9月

宮城県石巻市

◎9月 「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験」検討委員会での実大実験


10期

2010年10月〜2011年9月

神奈川県鎌倉市

◎1月 「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験」検討委員会 実大震動台実験

3月 東日本大震災

9期

2009年10月〜2010年9月

熊本県熊本市

◎11月 基準法アンケート →馬淵国交省副大臣に提出 ◎4月 「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験」検討委員会 再スタート(鈴木祥之委員長)


8期

2008年10月〜2009年9月

埼玉県川越市

◎4月 「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験」検討委員会(坂本功委員長) スタート(2年間で見直し) ◎12月 実大震動台実験1 ◎3月 これ木連フォーラム「実験報告会」 ◎9月 これ木連フォーラム「どこへ向かうのか?」


7期

2007年10月〜2008年9月

徳島県

◎5月 瑕疵担保履行法勉強会 ◎7月 これ木連フォーラム「このままでは伝統構法の家がつくれなくなる?!」


6期

2006年10月〜2007年9月

三重県伊勢市

◎6月 これ木連(これからの木造住宅を考える連絡会)結成 ◎秋に国交省と勉強会


5期

2005年10月〜2006年9月

東京都


6月 改正建築基準法 施行

4期

2004年10月〜2005年9月

滋賀県

◎ 11月 中越地震調査 栃尾へ


3期

2003年10月〜2004年9月

愛知県犬山市


12月 土壁告示

2期

2002年10月〜2003年9月

秋田県二ツ井町



1期

2001年10月〜2002年9月




法律への対応

法律への対応

伝統的構法(石場建て)の構造関連

伝統的構法(石場建て)の構造関連

テーマ

テーマ

「建物と基礎とはアンカーボルトで緊結する」と規定している建築基準法では、「石場建て」は法的な位置付けが与えられていません。そこで現在では、限界耐力計算を用いて構造安全性を証明し、構造適合性判定を受けなければなりません。個人の住宅としてはかなり高いこのハードルを下げ、建てやすくするために、伝統的構法の科学的な研究にもとづいた、立法が必要です。そのために伝統的構法の設計法構築とそのための性能検証実験を国交省に求めてきました。

取組と成果

取組と成果

国交省の補助事業「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験」検討委員会(第1期委員長=坂本功、第2期委員長=鈴木祥之)に、多くの会員が実務者として協力。さらに会員の何人かが実務者委員として、設計法チームや材料チームの活動に携わりました。また、実大震動台実験前後の大工たちによる損傷観察などに、多くの会員が参加しました。

改正建築基準法関連

改正建築基準法関連

テーマ

テーマ

国土交通大臣認定構造計算ソフトウエアの計算結果を改ざんした構造計算書偽装を、行政が見抜けなかった「耐震偽装事件」に端を発し、2005年、運用を厳格化した「改正建築基準法」が公布されました。これにより、耐震偽装事件で用いられたのと同じ限界耐力計算で構造安全性を証明し「性能規定」で建ててきた伝統的構法も、かなり建てにくい状況に追い込まれてしまいました。

取組と成果

取組と成果

建築基準法の運用の厳格化で伝統的構法のハードルがあがるのは、そもそも建築基準法が伝統的構法をまっとうに位置付けてこなかったからではないか? という想定のもとに、会員のみならず職人がつくる木の家ネットWebサイトでも公開アンケートを実施。その集計結果をまとめ、Webで公開したほか、国土交通省副大臣にも提出しました。

建築物省エネ法関連

建築物省エネ法関連

テーマ

テーマ

建築物の省エネを「外皮性能の強化」で実現しようとする省エネ基準では、壁の内部に断熱材を入れられない土壁や、自然素材を使った断熱材は、低い評価しか与えられません。このような基準のままで適合義務化となれば、土壁をはじめとする「和の住まい」的な住宅は新築できなくなってしまいます。

取組と成果

取組と成果

土壁や自然素材を多用した家に住む世帯の外皮性能と一次エネルギー消費量との関係性を生活実態から把握するために、JIA環境部会や建築研究所が行なった調査に、土壁の家づくりを実践する会員が事例を提供。外皮性能は基準に適合していなくても、低いエネルギーで暮らしている、省エネをリードしている実態が判明しました。この事実が省エネ基準の適用除外となる「気候風土適応住宅」を、全国各地の行政主導で定義していけるようになる端緒をひらきました。

コンテンツ

コンテンツ

住宅瑕疵担保責任履行法

住宅瑕疵担保責任履行法

テーマ

テーマ

2009年「住宅瑕疵担保責任履行法」施行により、新築住宅において完成後10年間は、施工者が瑕疵担保責任を負うべく、住宅瑕疵担保責任保険への加入が義務付けられました。この義務付けの際に、内外土壁の伝統構法は、雨水の侵入リスクから、保険会社が保険加入時に示す「設計施工基準」には乗らず、保険の対象外になりかねない状況に置かれました。

取組と成果

取組と成果

関連諸団体に呼びかけて「これ木連」として、国と保険会社とを招聘した勉強会を開催。土壁など、伝統的な構法において、雨水侵入に配慮した設計仕様モデルを実務者側から具体的に提示しました。これにより設計施工基準外の事例に適用される「3条申請」において、無責ではなく、適用除外としての位置付けを得ることができました。

災害への対応

災害への対応

2018年 西日本豪雨

2018年 西日本豪雨

福島県いわき市で7年間住まわれ、役目を終えた板倉仮設住宅を、豪雨被害を受けた岡山県総社市に移設するプロジェクトに、職人がつくる木の家ネットから弟子や仲間を含め40名以上が「応援大工」として参加。現地の大工との協力関係、解体再利用できるつくりかたで仮設住宅をつくる意味、材のストックなど、動いている中で見えて来たさまざまな課題を、日本板倉建築協会の安藤邦廣さんや、いわきで板倉仮設住宅建設を指揮した現場監督さんを交えてふりかえり、3部作のコンテンツとして公開。

2015年 熊本地震

2015年 熊本地震

被災2週間後に現地入りしての調査報告。瓦屋根や土壁の崩落が与えるマイナスイメージ、地盤による被害の大きさの違い、新耐震基準以前と以後の建物の被害の比較、石場建て建物の挙動などの論点を実務者がレポート。地震で足元が「動いた」石場建ての建物を元に戻す「家戻し」にも、全国から大工たちが馳せ参じた様子も、参加した大工による解説を交えた写真レポートとして公開。

2011年 東日本大震災

2011年 東日本大震災

現地会員への支援物資を搬送。震災から半年後には、現地幹事からの「今だからこそ来てほしい」との希望で、震災前から石巻で予定していた総会を、開催。津波被害のあとに残った建築物の残骸、避難所からプレハブ仮設住宅を経て、本設住宅に住み始めるまでの長いプロセス、地域コミュニティーの力など、さまざまな課題や動きを取材、会員からの声も織り交ぜて発信しました。

職人の認知度アップ

職人の認知度アップ

職人宣言への協力

職人宣言への協力

テーマ

テーマ

選定保存技術として文化庁が認定した職人だけでなく、家大工や伝統建築をめざす若者までを含めてユネスコ無形文化遺産「伝統建築工匠の技」に包含することを求めて運動してきた「伝統を未来につなげる会」の呼びかけに応えての「職人宣言」活動に協力してきました。

取組と成果

取組と成果

「伝統構法をユネスコ無形文化遺産に!」を掲げる伝統木造技術文化遺産準備会が2014年に開催したキックオフフォーラムでは、若い職人20数名がひとりひとり生声で語る「職人宣言」を実施。続けて「伝統を未来につなげる会」が2018年に開催し、明治大学に1000人を超える人が集まった普請文化フォーラムでは、「職人100人が登壇しての職人宣言」をめざし、職人がつくる木の家ネットメンバーを中心に実現。その後、SNSでこの運動をさらに拡散し、多くの職人や、職人をめざす建築専門学校の学生など総勢657人(2019年4月21日 現在)が、動画で生き生きと「職人宣言」を実施しました。そのインパクトは、NHKの情報番組「シブ5時」でも紹介されました。

道具関連

道具関連

手刻みのための電動工具復活

手刻みのための電動工具復活

テーマ

テーマ

プレカットが主流となり、手刻みをする工務店が著しく減少していく中で、手刻みの工程に欠かせない電動工具である「込栓角ノミ」が廃番となってしまいました。これ以外にも、すでに廃番となり中古品を求めるしかない、廃番のおそれが極めて高い電動工具もありますし、鉋(かんな)、鋸(のこぎり)、鑿(のみ)などの手道具をつくる鍛治職人も激減しています。

取組と成果

取組と成果

伝統建築のためのすぐれた電動工具を製作し続け、開発企画を募集している伊勢の松井鉄工所に「込栓角ノミ」復活をお願いする署名をネット上で募集、会員以外からも多くの署名が集まりました。その後、試作機完成時に大工たちが松井鉄工所を訪れ、使用感をフィードバックするなど、やりとりを続行。本機完成後には、木の家ネットの総会に出席してお披露目をしていただきました。