職人宣言キャンペーン 無形文化遺産の対象を拡げよう


来る2019年3月、政府は「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」をユネスコ無形文化遺産候補としてユネスコに正式申請します。が、その範囲は今のところ、文化財保存修理に関わる「選定保存技術」に限られ、家大工や庭師、石工、道具鍛冶などは含まれません。

申請対象の裾野を広げるために、4/28に明治大学で行われた「普請文化フォーラム」では、百人の職人が登壇。20人の職人が、自らの想いをマイクを握って会場に訴えました。 詳しくは事務局だよりの記事で!

引き続き、ひとりひとりが自分の言葉で思いを語る「職人宣言キャンペーン」が始まります! あなたが想いを語る姿を「動画」にとって、SNSにアップしてください!一人でも多くの協力が必要です。職人でない方からの「応援宣言」も歓迎です。

  • 20秒ほどのビデオをスマホで撮影して、あなたのTwitterr、Instagram、Facebookに「#職人宣言」で投稿!
  • あなたの「生の声」が、国を動かします!

https://denmi.jp/contents/wp-content/uploads/2018/06/sengen_flyer_0616.pdf

「職人宣言」キャンペーンに参加しよう!

宮大工から家大工、建築だけでなく庭や石垣、使う道具を作る職人など、広い裾野をもった伝統建築が総体としてユネスコ文化遺産登録されるためには、多くの方の賛同を得て、これを国民的な運動に育てることが必要です。そのために「伝統を未来につなげる会」は、「職人宣言」キャンペーンを始めました。「職人がつくる木の家ネット」は、その趣旨に賛同し、全面的に協力しています。

職人さんはもちろん、「職人を応援したい!」という想いのある方なら、どなたでも参加できますので、あなたもぜひ!

キャンペーンの内容は次の通りです。

あなたのメッセージを、ビデオで発信!

「伝統を未来につなげる会」で用意している「共通のプラカード」を手にもって、20秒ほどであなたの想いを語ってください!それをスマホで撮影し、SNSに投稿します。

ステッププラカードのデータをダウンロードしてプリント

裏面がプラカードの用紙になっているPDFデータをダウンロードここからダウンロードできます。A3サイズです。大判のプリンタがなくても、コンビニにデータをUSBメモリなどで持っていけばプリントできます。

データを持ち運べない場合は、セブンイレブンマルチコピー機の「ネットプリント」で。A3サイズだと1枚100円でカラープリントできます。プリント時に必要な「プリント予約番号」は、以下のとおりです。

ネットプリント プリント予約番号

ステップ伝えたいことを短くまとめて、プラカードに書く

まず、上の記入欄に都道府県名、職種、名前を記入します。それから、いちばん言いたいことを、1行か2行でバシッと。太い、大きな文字でプラカードに書いてください。

何を言えばいいか悩んでしまう人は、参考にしてみてください

家大工も
無形文化遺産に!

新築ができてこそ、
伝統は続いていく!
日本の建築文化を
未来に。世界へ。

若い職人だって
伝統建築を作りたい

ステップスマホでビデオ撮影する

プラカードを手にもって「宣言」する姿をスマホで撮影しましょう。手持ちよりも、棚などに置いてスマホを固定して撮影すると、うんと見やすくなります。わかりやすいビデオが撮れたかチェックして、うまくいかない場合は工夫して「想いが伝わる」ビデオを、撮り直しましょう!

あれこれ、疑問にお答えします!

どのくらいの秒数?
15〜20秒で!テレビCMの長さくらい。
どんな構図で?
画面いっぱいに、話す人の顔とメッセージが見えるぐらいの、アップぎみの絵を。できれば、誰かにとってもらいましょう。お互いに撮り合うのも楽しいと思います。
縦位置、横位置、どっちが良い?
スマホなら、縦位置の方が撮りやすいです。ビデオカメラや、ノートパソコンについているウェブカメラなら、そのまま横位置で。
自撮りする場合は?
インカメラ(自分に向けて撮る)モードで撮りましょう。プラカードを手にもつので「自撮り棒」では難しい!スマホ用三脚があればベスト。なければ、安定するところにスマホを立てかけて。
撮影する場所は、どこが良い?
完成している伝統建築や、建築現場、作業場など、ものづくりに関係する場所がふさわしいですが、自分が気に入っている場所であれば、それでもかまいません。それよりも気をつけてほしいのは音。車や人混みの音などが大きすぎると、メッセージが聞こえにくいので、場所を変えるか、静かな時間帯に撮影するようにしましょう。マイクに強い風が直接あたると、ノイズが発生するので気をつけましょう。
撮ったら、確認!
プラカードが切れてないか?文字は読めるか?自分の想いは伝わっているか?・・確認してみて、よさそうだったら次のステップへ。

ステップSNSにビデオを投稿しよう

撮影したビデオを、普段からあなたが使っているSNSで発信して、広めましょう。キャンペーンスタッフが定期的に巡回し、みなさんがさまざまなSNSに投稿したビデオを「伝統を未来につなげる会」のWebサイトに集約、twitterで紹介していきます。多くの人に拡散していくことで、この運動を知る人が広がっていきます。

あなたが発信するSNSで
#職人宣言をつけて 投稿

Twitter、Instagram、Facebookに、 本文の最後に「#職人宣言」とハッシュタグをつけていただくことで「伝統を未来につなげる会」であなたの発信したビデオをキャッチし、集約していきます。

SNS以外のブログやWebサイトで発信された場合はinfo@denmi.jpまで「伝統を未来につなげる会」にしらせてください!
イベントでたくさん集める!という方も、ご相談を。アップする方法などお伝えします。

職人宣言ビデオが集まり始めています

集まったビデオは、伝統を未来につなげる会のWebサイトの「職人宣言集」に集約されています。その中から、一部をご紹介します

愛知県 工務店・設計 大江忍さん

滋賀県 大工 宮内寿和さん

埼玉県 大工 佐伯さん


こちらをクリッくすると、最新の動画を見ることができます。