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津島の家 クラフトスペースのある暮らし

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津島の家 クラフトスペースのある暮らし

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津島の家 クラフトスペースのある暮らし

愛知県津島市に建つ、延べ約30坪の木組み土壁の家です。

住まい手は、ご夫婦と三人のお子さんの五人家族です。

住まい手のAさんご家族に初めてお会いしたのは今から四年ほど前。当時建築中の現場にご案内し、無垢の木に触れて頂きながら、木組みと土壁の特徴や魅力についてお話しさせていただきました。

「あの時の杉と檜の香りが本当に心地よくて、子供達も絶対に木の家に住みたい! と大はしゃぎだったんです。」と話されます。

この家の設計のポイントの一つは、リビングに隣接してクラフトルームを設けたこと。

Aさんご家族はみんな大のクラフト好き。木工や革細工など、いつも何かしらものづくりを楽しんでいらっしゃるご様子。ですので、みんなで使える4メートルの長い作業台カウンターがあるクラフトスペースをリビングに隣接する案を提案いたしました。

隣のクローゼットの一角には、クラフトに使う道具や材料のストックスペースを。また、外でも作業ができるように、南のデッキへの出入り口も設けました。

リビングの南側がダイニング。そして、親子でお料理を楽しめるように、キッチンはやや広めにしました。キッチンへの導線は玄関から食品室を通り抜けるショートカットのルートもあり、日常の生活では便利さを感じていただけるのではなでしょうか。

一階の北側にはクローゼットとトイレ、洗面所、浴室などの水回りをまとめてあります。

二階には主寝室と子供室(一室は二人でシェアすることに)。また、寝室奥には屋根裏を活かして小屋裏収納もあります。

プランが決まり、住まい手ご家族と一緒に八百津の山へ木材の伐採に出かけました。伐り出したのは、梁に使う太い杉丸太と柱に使う檜の合計4本です。子供たちは幹に手を当てて、まるで木との愛称を確かめるようにして選んでいました。きっといつまでも、この時のことは覚えてくれているでしょうね!

家づくりの主役は家族の皆さん。一生に一度の家づくりですから、是非、家族みんなの思い出に残る、楽しいものにしたいと思っています。


大屋根を支える丸太梁は八百津の山で伐採してきたもの。

木製窓に囲まれた、気持ちのいいダイニング。ダイニングテーブルと椅子・ベンチはゼペットのオリジナルです。

住まい手のご要望を詰め込んだオリジナルキッチン。親子で料理やお菓子作りを愉しめるようやや広めにしました。

奥はクラフトルーム。右手前のソファーはご主人作です。

いつでもクラフトを楽しめるように、リビングの隣に設けました。

子供室と主寝室のベッドもご主人の作品。屋根裏がそのまま表しの天井になっています。

コールテン鋼とウォールナットで作ったオリジナル照明。

高い天井と足元を照らし、焼杉板の質感を浮き立たせてくてれいます。

趣味のレザークラフトを親子で楽しまれています。奥のクローゼットの一角にも収納をたっぷりと設けました。

つくり手のご紹介

丹羽 明人

丹羽明人アトリエ

愛知県

設計

家具

丹羽 明人

丹羽明人アトリエ

愛知県

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丹羽 明人

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